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CODE46

CODE46_e0012194_0221919.jpgだるーい映画でした。

タイトルでもある『CODE46』とは、近未来における法律で、これを軸に一応ラブストーリーが展開します。「一応」と書いたのは、だって、ウィリアムとマリアがなぜそんなに惹かれ合うかがちっともわからない。なんだかわからないうちに二人は盛り上がって、マリアのルーツでもある中東の街(名前は忘れちゃった)まで行っちゃうし、これじゃあ、出張と偽って湯河原温泉に行く不倫カップルじゃん。

なんだかわからないと言えば、なぜ二人の遺伝子は近かったのか?外と中ってそもそもなに?ウィリアムは何をやっている人?パペル(パスポートとビザが一緒になったようなものらしい)って、国じゃなくて一企業が発行していいのか?未来なのにトヨタの1BOX?不倫なんだから避妊ぐらいしておけよと、つっこみどころ満載。欠伸を堪えるのがつらいだけの映画なのでした。

絵的にはとてもキレイで上海やドバイを舞台に異国情緒が楽しめるし、サウンドトラックもなかなかよいです。いつか砂漠の一本道を飛ばしながらU2を聴いてみたい。近未来なだけに、フランス語やスペイン語の要素が混じった英語を話しているのはナイスな演出。
by dlynch | 2005-11-27 00:27 | cinema
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