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世界の中心で、愛をさけぶ

e0012194_22571661.jpgいまさらながら『世界の中心で、愛をさけぶ』を観ました。ちょっと恥ずかしいんですが、素直に白状しますと、この映画、わりと好きです。ブームになり始めるころに小説を読んではみたものの、ありきたりの話と平淡な文章に脱力して、ブックオフ行きが決定した作品なので、その後のセカチューブームは、かなり冷めた目で見てたんですけど、映画の方は正直よかった。

まず、舞台になった香山の漁村。これが映像になると魅力的。
『SHINOBI』並にもうちょっとキレイに撮ってくれれば、なおよかったんだけどな。

最大の魅力は朔太郎を演じた森山未來くん。お祭りのシーンでの彼の泣き顔にはグッときます。亜紀を演じた長澤まさみちゃんの笑顔もとてもかわいくて、二人がつきあい始めた頃から夢島までの中盤は、昔にも田舎にもあんな初々しいカップルはいないと言われようが、ノスタルジーだと言われようが、朔太郎いいなぁ、高校生に戻りたいなぁと思いながら観てました。小説を読んでるときはそんな風に感じなかったんですけどね。ラジカセとか交換テープとかの小道具が1968年生まれの琴線に触れたのかも。

手放しで好きと言えないのは、現在の朔太郎を織り交ぜたから。彼に回想させる意味は全くなかったどころか、むしろ台無しにしている。つっこみどころはいっぱいあるんだけど、その中でも最後に遺灰を撒くシーン。その遺灰はどこから出てきた?そして、そこはウルルなのか?
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by dlynch | 2005-11-30 23:03 | cinema
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