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男たちの大和/YAMATO

e0012194_2195516.jpg期待して観に行って、その期待に応えてくれた映画にひさしぶりに出会えました。それは、大ヒット中の『男たちの大和/YAMATO』。公開されてから2ヶ月も経つというのに満席。

スエさんが後ろを向いたまま克己と西に声をかけるシーン、ツネさんと常田が牡丹餅を食べるシーン、妙子ちゃんの告白シーン、森脇が内田を見舞うシーン、森脇と内田が克己を担ぎ上げるシーン、サヨさんと克己の田んぼのシーンなどなど、涙がこみあげたシーンは枚挙に暇がなく、『ローレライ』『亡国のイージス』と較べて格段のクオリティのVFXや後半の生々しい銃撃戦の迫力(これはかなり秀逸)もあって、素直に心を動かされました。

数少ない不満は、個々のシーンが感動的だったのに、全体として見た場合は焦点がぼけていたように感じた点。スポットを当てた俳優が多すぎてかえって散漫になってしまった印象がする。とくに、現代からの回想をとる必要性を感じなかった。オープニングが冗長だったし、ときどき現代に戻ると意識が中断されちゃう。ラストの敦の表情はよかったけど。

とはいえ、総じて見ればいい映画であることは確か。
戦争反対を声高に叫ぶわけでもなく、乗員をかっこよく見せるわけでもない。はぁー面白かったーで終わるのではなくて、いろんなことを考えさせられる。
死んじゃったおじいちゃんやおばあちゃんとこの映画を語りたかったな。
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by dlynch | 2006-02-05 21:36 | cinema
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