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ライオンハート

e0012194_14362496.jpgなんとなく読んだことのない作家の小説を読みたい気分になって、本屋をうろうろしているときに帯のキャッチコピーに惹かれて恩田陸さんの『ライオンハート』を購入。この2-3日で1/5くらい読んで、飛行機の中で一気に読んでしまいました。

考えてみれば恋愛小説を読むのってひさしぶり。
そう、これはエリザベスとエドワードが時空を超えて束の間の逢瀬に身を焦がすラブファンタジーです。舞台が少し前のイングランドやフランスなのと、文体もそれ意識してか翻訳調なので、最初はすっと頭に物語が入ってこないんだけど、やがて慣れてくると二人の出会いがそれはそれは切なく感じる。エドワードにとっての初めての出会いで幕を開け、エリザベスにとっての初めての出会いで幕を閉じる。恋愛の最高潮をほんの少しの時間しか共有できない切なさ、なぜそうなるに至ったのかの経緯、そしてラストの幕引き。この幕引きがなかったら、ただ切ないだけで終わっちゃうところを見事にまとめてます。

今度は、ケイト・ブッシュの『ライオンハート』をもう一度じっくり聴いてみることにします。
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by dlynch | 2006-04-24 14:47 | book
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