なんとなしに立ち寄った
HMVの試聴コーナーに置いてあった
pennebaker(ペネベイカー)というグループの『pennebaker』というアルバム。全く知らないグループだったんですが、ジャケの雰囲気に惹かれて聴いてみたところコレがヨイ!『pennebaker』は2ndアルバムだというので、まずは1stの『A NEW SKYLINE』を買ってみました。1stって、そのアーティストがぎゅうっと凝縮されてるというのが私の持論なのです。
さっそく、iPod shuffleに入れて聴いてみたんですが、これが・・・バツグン!両手を広げて陽の光を全身で感じたくなるような爽やかなポップだったんです。それもそのはず、帰って調べてみたら、スウェーデンのグループなんですね。Tore Johanssonプロデュースと聞けば、かたっぱしからアルバムを買っていた頃を思い出しました。
The Cardigansに代表されるスウェーディッシュポップにはまったことのある人は必聴。Ben Folds meets Bacharachなんて形容されてますが、たしかに
Ben Folds好きの人もきっと気に入るはず。
2曲目の「No place better」がとくにお気に入りのなんですが、アルバムを通した全体の完成度もものすごくイイ。あか抜けたEggstoneとでも形容しましょうか。5曲目の「Hold on」あたりで楽しめる女性ボーカルとのハモりは、
Basiaがいたころの
Matt Biancoを思い出させてくれます(この女性ボーカルのことをご存じの方がいたら、教えてください)。
というわけで、久しぶりに手放しで喜べるアルバムに出会えました。2ndの『pennebaker』はさっそくamazonで注文です。
季節的に、オープントップの車で海岸線を流しながら聴けたら最高にゴキゲンなんですが、その日が来るまでは目黒側沿いをチャリンコに乗りながら聴くことにします。