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Twelve Y.O. | 福井晴敏

e0012194_0151583.jpgはなの体調が悪いときに読んでいたので、思ったより時間がかかってしまった『Twelve Y.O.』

これで福井作品は4つめだけどちょいと食傷気味。だって、構図がほとんど一緒なんだもん。過去を引きずって今を怠惰に生きているおっさんが特殊な戦闘能力をもってるけど人と触れあう暖かさを知らない若者と出会い、自分なりの理念で日本を救おうとしているテロリストと戦う。平=桃井=仙石で、護=保=如月なんですよね。ついでにいうと、アニオタ的なたとえで申し訳ないんだけど、理沙と綾波、由梨と葛城、東馬と碇(父)ってかぶってる気がする。

とはいえ、いつも通りの兵器や施設の細かい描写はリアリティに溢れていて、ペンタゴンまで巻き込んだ政治的なやりとりもエンターテイメントとして面白いし、男たちの熱い信念には背筋が伸びる。「ナイチンゲールは囀らない」のと「BB文書」には単純に驚きました。それに、この題名はなかなかにナイスです。
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by dlynch | 2006-06-04 00:53 | book
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