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ブラザーズ・グリム | テリー・ギリアム

e0012194_0325047.jpgビミョーな映画です。微妙じゃなくてビミョー。

テリー・ギリアムという監督にさほど思い入れがあるわけではなく、過去に見たことがあるのは『12モンキーズ』ぐらい。鬼才とか、独特の映像表現とか、ブラックユーモアとかで形容されるディレクターですが、『ブラザーズ・グリム 』を観る限り、さほど奇抜さは感じられず。ときどきはっとするような色彩のカットはあったんですが、ハリウッド作品にしてはVFXがちょっとねぇ。グレーテルのスカーフがひらひら舞うところとか、狼男の変身のところとかは邦画レベル。

赤ずきんちゃんにニヤッ、ヘンゼルとグレーテルにニヤッ、毒っ気のあるカットにニヤッとするものの、話の流れに統一感がないというか、ラストも盛り上がりに欠けるし、全体的に中途半端な感じ。だからといってつまんなかったわけでもないというのがビミョーなワケです。「魔法の豆」のエピソードをもっとうまく生かす方法があったと思うんだけど。

見かける度に「あっ『アルマゲドン』のロシア人飛行士だ!」と出てくるだけで濃いキャラぶりを発揮していたピーター・ストーメア。これで名前を覚えたぞ。
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by dlynch | 2006-08-11 23:59 | cinema
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