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青が散る | 宮本輝

e0012194_18234052.jpg大学4年間の青春がぎっしりと詰まっている『青が散る』を読み返す度に、学生のときに読みたかったと切実に思う。もし読んでたら、確実に違う大学生活を送っていたはずだから。

テニスにスキーに映画に音楽に本にバイトにファッションにゲームにクルマに合コンにときどき勉強にと、興味のあることに片っ端から首を突っ込んでいたあの4年間は、どれにもそれなりに力を注いでいたので、後悔はないのだけど、たった一つのことだけに打ち込んだ燎平の4年間と較べるとなんだか薄ぺっらいような気がしちゃう。何かに全力で熱中できるのも若者の特権だよね。

圧巻なのは燎平とポンクのシングルスの模様が描かれるシーン。テニス経験者ならきっとコートの匂いとか風とか声援とか汗とか日差しとか、いつかの自分が感じた何かを思い浮かべながらページをめくるはず。今回読み返した中で一番印象に残ったのはここでした。

次に読み返すのはいつだろう?
そのときもまだブログを続けてたら、今度は燎平と夏子の恋模様について書いてみようかな。
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by dlynch | 2006-10-15 18:52 | book
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