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Vフォー・ヴェンデッタ | ウォシャウスキー兄弟

e0012194_2374582.jpgウォシャウスキー兄弟の製作、脚本と聞いて『マトリックス』ばりの斬新なアクションの連続を期待すると肩すかしを食らうけど(スローモーションと剣の残像を活かした大立ち回りをもっと観たかった)、『Vフォー・ヴェンデッタ』は政治とエンターテイメントがほどよく融合したなかなか興味深い作品。マイノリティって極限的な状態になると迫害されるんですよね。ナタリー・ポートマンの意志的な表情も印象的でした。

ただ、大ヒットするタイプの映画ではないことは確か。独裁国家に(私怨で)立ち向かうテロリストという構図からして、万人に受け入れられるとは思えないし、EVを拷問するのが、XXだったというのにも嫌悪感を抱く人もいるだろうし。

ところで、この映画の下地になっているガイ・フォークスや火薬陰謀事件って実際の出来事なんですね。背景を知ってると仮面や花火のことがより理解できるので、これから観る方はこの辺りの知識を仕入れておくことをお勧めします。それにしても、劇中で語られたチャイコフスキーやマクベスの引用もそうだけど、教養って、より楽しむために大切ですねぇ。
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by dlynch | 2007-02-11 23:07 | cinema
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