ブログトップ

cinema and book

killbill.exblog.jp

たぶん最後のご挨拶 | 東野圭吾

e0012194_17504762.jpgここのところは、空き時間のほとんどを仕事に関係する書籍や雑誌に目を通すことに使っていたんだけど、いい加減、アクセシビリティだとかCSSだとかRoadmapだとか小難しい単語にも飽きてきて、なんとなく『たぶん最後のご挨拶』を購入。久しぶりのエッセイです。

ミステリー系の作家だからか、サラリーマン経験があるからか、東野圭吾さんってごくごく普通の一般的な感覚の持ち主。たとえば、村上龍や村上春樹のエッセイには独特の視点やリズムがあって、一般人とは違う種類のヒトが書いてるって感じるけど、彼の場合はそうじゃない。視点もリズムも文体にも身近な感じがします。

個人的に身近に感じたのは、小峰元の『アルキメデスは手を汚さない』をきっかけに推理小説を読むようになって、やがて自身でも書いてみようと思うようになったというくだり。小峰元の小説は古本屋通いをしていた学生の頃によく読んだなぁ。確か、実家に何冊か残ってるはずだから、今度帰省したときに持ち帰ってみよう。そしてこの頃、ワタクシも恥ずかしながら同じように小説(推理小説じゃないけど)を書こうとしたことがありました。ここから先の決定的な違いは、東野圭吾は300枚の小説を書き上げて、私の場合は何枚か書いては破り捨てを繰り返し、終いには嫌になって止めてしまったこと・・。

自作の解説や映画化された作品についてのコメントや裏話も収録されていて、東野ファンには楽しく読めました。次は『天空の蜂』を読むことに決定。
[PR]
by dlynch | 2007-03-18 19:04 | book
<< LOST シーズン2 | J.... 鶴岡八幡宮 | K100D+D... >>