ブログトップ

cinema and book

killbill.exblog.jp

イン・ハー・シューズ | カーティス・ハンソン

e0012194_23481779.jpgさてさて、そんなとんでもない環境の中で視聴していた『イン・ハー・シューズ』ですが、Amazonには「どうやら今ひとつ男性にはピンとこない作品になっているよう。逆に男性はこの作品を観て女心を研究してみては!?」なんて書いてあるけど、とんでもない。ピンとこないどころがビンビンきました。

絵的にステキなのがマギーとローズのコントラスト。対照的な容姿と社会性もそうなんだけど、事件をきっかけに変わっていく二人の様がナチュラルで、とくに太陽が燦々と降り注ぐフロリダで変わっていくマギーと寒そうな曇り空のフィラデルフィアで楽しそうに犬を散歩させてるローズの対比は映画ならでは。

「私のマーシャ」を連発する継母の数々の無礼やエイミーの皮肉たっぷりでもスパイスのきいたローズへのコメント、エマのお友達のお茶目なおばあちゃん、マギーが残していった官能小説、マイケルのレストランでの立ち振る舞いといった、小さなエピソードがマギーとローズ、エマの距離を縮めたり、立ち直りのきっかけになっていて、こういう演出は大好き。マギーが最初に詩を読むシーンは3回見直しちゃった。

あと、忘れちゃいけないのがファッション。タイトル通り、シューズが重要な小道具になっていて、それぞれの役柄にピッタリのスタイリングもお見事。キャメロン・ディアスがエマの家で来ていたラコのポロシャツはかわいかったなぁ。役者も文句の付け所がないし、もう理屈抜きに大好きな映画。DVDの購入決定です。
[PR]
by dlynch | 2007-03-27 23:59 | cinema
<< レディ・イン・ザ・ウォーター ... トンネル内に男性遺体…転落死か... >>