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カズンズ/今ひとたび | ジョエル・シューマカー

e0012194_22383186.jpg大学の頃、レンタルビデオ屋でバイトしてました。時給550円。当時でも相場よりも低かったこのバイトを続けていた理由はただ一つ。ビデオやCDが借り放題だったから。ほとんど毎日何かのビデオを観てました。そんな中で『サマーストーリー』とともに好きだったのが、この『カズンズ/今ひとたび』

つまりは義理のいとこ同士の不倫のお話なんだけど、結婚すら夢物語だった当時は、さらに夢物語の不倫に憧れてたのかも。さして珍しくもない世代になった今となっては、そんな風に話が進むかなぁと懐疑的になったり、イザベラ・ロッセリーニの透明感のある貞淑な人妻ぶりにそそられちゃったり(オジサンでスイマセン)。それなりに世間の荒波にもまれたってことかな。あまーい雰囲気の中に織り交ぜられる「皮肉」が当時は楽しかったけど、これは今見ると余計な気もする。

とはいえ、今だからこそ共感できたのは不倫における葛藤と言い訳。その葛藤から解き放たれれるときにあまりにもきれいなシーンできれいな曲が流れるもんだから、鳥肌立ててしまった。ラストは高校生のように爽やかです。

これで残るは『メイド・イン・ヘブン』のDVD化のみ。東宝東和さん頼むよ。
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by dlynch | 2007-05-11 23:06 | cinema
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