ブログトップ

cinema and book

killbill.exblog.jp

硫黄島からの手紙 | クリント・イーストウッド

e0012194_062977.jpgクリント・イーストウッドの映画って静かですよね。淡々としてるのとはちょっと違う。静謐。硫黄島の、それはもう凄惨だったと言われている戦闘を舞台にした『硫黄島からの手紙』を観ながらそんなことを感じてました。

ドキュメンタリータッチではあるけど、ドキュメンタリーとは違う。そこにはちゃんと映画らしい演出がある。でも、押しつけがましくないので、逆に物語が伝わってくる感じ。最後に手紙が舞うシーンにはジーンと来るね。栗林中将が最後に語る台詞「・・いつの日か国民が諸君らの勲功を称え、諸君らの霊に涙し黙祷を捧げる日が必ずや来るであろう」には、現代の日本人として考えさせられてしまいました。たった、60年前のことなのに自分が何を知ってるんだろうと。

ハリウッド映画だからかも知れないけど、映像と音楽も凄い。あの粒子の細かくて、繊細で、深みのある映像はどうやって出してるんだろうなぁ。機材は邦画もほとんど変わらないはずなのに。それと見直しちゃったのが二宮くん渡辺謙より存在感あったかも。ただのアイドルだと思ってたけど、彼はこれからいい俳優になるはず。
[PR]
by dlynch | 2007-08-01 23:59 | cinema
<< マドンナ | 奥田英朗 千里眼 The Start |... >>