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グラスホッパー | 伊坂 幸太郎

e0012194_08369.jpgなかなか風変わりな作風の『グラスホッパー』。ハードボイルド調だけど、ムンムンと男臭い感じが漂ってこないのは軽妙な台詞のせいかな。

伊坂さんの会話のさせ方は軽妙で楽しい。引用も相変わらず冴えてるし、これといって不満はないんだけど、これといって光るところもないのがこの作品の辛いところかな。3人の主人公がそれぞれに関わる事件が一つに集約されていく課程なんかは見事だと思うんだけど、鯨と蝉がこの手の話にありがちなキャラクターだからか、今ひとつピンとこない。漫画に出てきそうなタイプなんだよね。そう、お話自体も漫画っぽいかも。

お昼ご飯を食べ終わってコーヒー飲んでるときなんかにさらっと読むのが正しい感じ。ただ、殺しの描写とかときどき出てくるから、グロテスクなのダメなヒトは通勤途中にでも。
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by dlynch | 2007-09-01 00:08 | book
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