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ラッキーナンバー7 | ポール・マクギガン

e0012194_1773416.jpgこれだけの豪華キャストなのにたいした話題になかった『ラッキーナンバー7』。TSUTAYAで見かけて初めてその存在を知りました。

青いシートが眩しい空港の待合所で、いきなり「There was a time」と話しかける車いすのブルース・ウィリス。さらに続くカンザスシティ・シャッフルという訳の分からないキーワード。なんだか映像がスタイリッシュだし、こりゃー気鋭の新人監督のマスターベーション映画かなぁ、寝ちゃうかもなぁと思っていたんだけれども・・。

ジョシュ・ハートネットとルーシー・リューが登場した辺りから(この二人が実によかった)、コミカルなテイストになって、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレーを交えた無茶な展開がなかなか楽しい。スレヴィンがなんだか怪しいしいと思っていたら、なんとそういうことだったのね。そんなに驚愕のラストとは思えなかったけど、全体に張り巡らされた伏線が見事で、脚本の完成度を感じました。練りに練ったんだろうな。

インテリアを含めたファションセンスがまたすばらしくて、それぞれの役回りに合わせたクラシカルなファッション、アパートメントの壁紙、ギャングのアジト(と呼ぶにはオシャレ)の内装、色彩のコントラストなどなど、本編以外のところでも楽しめます。
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by dlynch | 2007-09-09 17:01 | cinema
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