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動機 | 横山 秀夫

e0012194_23424054.jpg軽めの文体が続いたので、久しぶりに横山秀夫さんをチョイス。『動機』を読んでみました。

この作品は4編の短編で構成されてるわけですが、どれも巧い。面白かったのは作品名でもある『動機』。読了後には清んだ気持ちになれる。心に染みたのは女子高生殺しの前科を持つ山本の哀しい『逆転の夏』。『ネタ元』は転職が当たり前、男女平等(場合によっては女性の方が強かったりする)の外資のITに身を置く者には異業界の慣習が楽しめる。『密室の人』は男子にはある意味コワイお話。

どの作品にも通ずるのは人の弱さと邪推の愚かさ。人の弱さにつけ込まずに、妙な邪推をしたいしないように大和田さんのように生きていきたいもんです。
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by dlynch | 2007-09-15 23:42 | book
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