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トンマッコルへようこそ | パク・クァンヒョン

e0012194_22435517.jpg「子供のように純粋な村」という意味のトンマッコル。架空の村です。朝鮮戦争の最中、戦争とは無縁の楽園のようなこの村に、連合軍の米国兵が1人、韓国軍の兵士が2人、人民軍の兵士が3人集まったから、『トンマッコルへようこそ』。2008年になってまだ3ヶ月経ってないけど断言できる。今年見たサイコ!の映画です。

大局的に見ればもっともな理由のある戦争も、生活者レベルで見ればばからしいこと以外のなにものでもなくて、そんなばからしさをユーモアを交えて演出する対峙のシーンがすごく好き。対立するイデオロギーに凝り固まった両者が共通の敵に立ち向かったことをきっかっけに、喰うための農作業を通じて分かり合えていくところが好き。その象徴である服装が変わるところもね。軍帽の鍔の向こうに見えたカン・ヘジョンの天真爛漫な笑顔。ありゃ惚れちゃうよ。そして、何を大切にしたいのか、何を守りたいのか、いまそこで何をすべきなのか。身をもって示した6人の姿が好き。

そんなわけで、いいとか悪いとかじゃなく、「好きな」映画です。DVDの購入決定。こんなにいい映画なのにほとんど話題に上らなかったなんて、なんだかもったいないね。
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by dlynch | 2008-02-26 22:44 | cinema
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