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チーム・バチスタの栄光(上) | 海堂 尊

e0012194_23591477.jpgどの本屋にいっても『チーム・バチスタの栄光』が平積みされているので、さすがに気になって読んでみました。映画化の戦略に巧く乗せられているだけとも言いますが。

で、その上巻。謎がありスリルありなかなか面白い。肩のチカラが抜けていそうで、実は相当書き込んでいるんじゃないかと思われる文体も面白い。

とくにいい感じなのは田口先生のキャラと医療に対する姿勢かな。外科医の最高峰的に描かれるチーム・バチスタの対極にあるような、地味な神経外来の出世欲が全くない万年講師が、なんのかんのいいながら丹念に丁寧に事件を調べていく様が漫画的で楽しい。きっと、とぼけたふりをしているこいつが後半から切れ味のある推理を披露するに違いないと読み進めていたわけですが、下巻でこの浅はかな予想は見事に裏切られるのです。

えっ?阿部ちゃんが桐生先生じゃないの?下巻に続く。
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by dlynch | 2008-03-17 23:59 | book
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