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CHANGE | フジテレビ

e0012194_22424111.jpg今更ながら前クールで放映されていた『CHANGE』を観ました。『ごくせん』に初回の視聴率で負けたとか、キムタクの視聴率神話が崩れたとか、ドラマの本筋とは関係のないところで騒がしかったようですが、見終わってみれば、いかにもフジのドラマらしい展開で楽しかったデス。

誰もがこうあって欲しいと願う、でも、現実的には絶対にいない、真っ直ぐで情熱的で勉強家で行動力があって交渉ができて偉ぶらない、そして、なによりも若くて清々しい政治家をたとえフィクションの世界でも(フィクションだからこそか)観られることが楽しかった。しかも、あの顔立ちだからね。あれこそHEROです。

訝しげる官僚や対立する政治家を、直球勝負で味方につけていく様は、ファンタジーでいうところの魔法。逆に言うと、35歳の一年生議員が首相になるなんてあり得ないとか、そんな簡単に官僚が折れるわけがないとか、そんなしたり顔の真っ当な突っ込みが抜けない方はどうやっても楽しめません。あほらしの一言で終わっちゃうだろうな。

キムタクはいつものキムタク、阿部寛もいつものあべちゃん。この2人はずっとこれで通してるからある意味えらいかも。寺尾聰の悪ものっぷりとさすが元参議院議員の中村敦夫の引き際もよかった。でも、ここは深津絵里だな。彼女は歳をとるごとにどんどんよくなるよね。あと、忘れちゃいけないのが往年のマドンナ戻ってきたmiles away。一時ジョギングの定番でした。

#そうそう、一番印象に残っているシーンは朝倉総理がアメリカ通商代表に対して「とことん話し合うことが大事だ。そうすればお互いに違うんだと気づくことができる。それが交渉のスタートだ」と述べたところ。隣で郡司さんが「分かり合える?」とちゃちゃを入れたように、もしここで「分かり合える」という結論に持って行ったらがっかりだっただけにあの一言はよかった。
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by dlynch | 2008-08-10 15:00 | teevee
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