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ゲド戦記 | 宮崎 吾朗

e0012194_2243243.jpg「そういえばジブリで見てないのがあったはずだけどなんだっけ?」「えーハウルは観たし、そんなのあった?」と我が家ではすっかり忘れ去られていた『ゲド戦記』。酷評されていることは知っていたものの、希代の名作であるナウシカやラピュタのことがあるから、期待しちゃうんだよね。

そして・・「映画館に観に行かなくてよかったね」ヨメのこの一言が、この映画の全てを物語っています。どこからどう批判すればいいのか分からないくらいぐだぐだな作品です。

まず、ストーリーに謎だけを残しっぱなし。アレンはなぜ父殺しに及んだのか?なぜ影に怯えるのか?なぜあの宝剣を持ち去ったのか?(そのわりにアレンは無くしても、さして気にしてるわけでもなし)宝剣の由来は?テルーのあの痣のは?ハイタカの旅の意味は?ハイタカとクモに何があった?ハイタカなのになぜゲド?肝心要の骨子への説明がないまま話だけが進んでいって、ときどき青臭いセリフがあって、いつのまにやらいかにも悪役風のクモと戦って誰でも思いつくような展開で勝利して、エンドロールって・・。そもそもあのドラゴンはなんだったんだろう?

それに、興行のために俳優を声優として使うのはやめた方がいい。もしくは、声優としてちゃんと鍛えてから使うべし。何を喋っているのか聞こえないんだもん。それに、アレンとテルーなんて、V6と主題歌のことを知らなかったら、ただの素人にしか聞こえない。

唯一の収穫は、これの原作ってどんなにおもしろいんだろう?って気になったことかな。ところで、原作『ゲド戦記』、原案『シュナの旅』ってどういうことなんだろう?本作、最大の謎です。
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by dlynch | 2008-08-23 22:51 | cinema
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