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海猿

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 <<まだ見てない人は読まない方がいいかも>>

劇場予告編がよさげだったので、映画館に見に行こうと思いつつ見られなかった『海猿』。そろそろDVDでも借りるかなーと思ってたら先週テレビでやってくれたので、見てみたんだけど・・つまらなかった。ガッカリ。エンターテイメント作品に仕上げたかったのであろうスタッフの心意気は感じられるんだけど、ここで泣け!さあ感動しろ!といわれてるようなあざとさを感じるんですよ。とくにどの辺がかっかりしたかというと、

工藤くん(ちびノリダー)のあの死なせ方はないじゃん?おちこぼれとはいえ、仮にも海上保安官の1%しかなれない潜水士を目指してるのに、荒れてもいない海で、しかもそんなに遠くない所にいる人を助けられず溺れちゃうなんて。それに勤務中の出来事じゃないのに、海上保安庁が葬儀を取り仕切るはヘンじゃないか?

あのバスの中の唐突なキスシーンは?しかも、なぜ早々とそこでテーマソングを流す?

潜水士の訓練がそれほど大変そうに見えない。じゃあ、実際お前がやってみろ、といわれれば丁寧にお断りするしかないのだけれど、『GIジェーン』を観た人います?潜水士へのふるい分けと米海軍の特殊偵察訓練コースを較べてはいけないんだろうけど、『GIジェーン』のデミ様の訓練は、実際お前がやってみろ、といわれれば土下座して涙ながらに頼むから勘弁してくださいと懇願したくなるほどの迫力でした。

救助に訓練生を使うのはいいんです。切迫した事態なんだから。でもね、命令違反だと分かって指示を出したわけだから、その責任はとらなきゃいけない。あれは訓練だったと、見え透いた嘘で訓練生たちが教官を助けようとするのもいいんです。訓練生が望んで教官がその身持ちを汲み取ったんだから。でもね、そうか訓練だったのか、じゃあ査問は不要だなって、アナタ、海上保安庁の査問委員会は大岡裁きですか?

というわけで、私には全くダメな作品だったのです。ドラマに期待しよっと。

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by dlynch | 2005-07-01 01:05 | cinema
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