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2008年 10月 29日 ( 1 )

ナイチンゲールの沈黙 | 海堂 尊

e0012194_024759.jpg『チーム・バチスタの栄光』の人気はすごいですね。映画になって、ドラマになって、そして、本屋には田口・白鳥シリーズ第2弾と銘打って、『ナイチンゲールの沈黙』の文庫本が平積みされはじめたので、手に取ってみました。

前半はなかなか楽しい。田口先生と子供たちの会話がほんわかして、でもキレがあって、少々くどめの文体も健在で、バチスタだけで終わる作家じゃないなぁと読み進めていたのに、冴子と小夜が頻繁に登場するようになってから違和感を覚え始め、加納や白鳥が出てくる頃には、脳内に疑問符が点灯。えっ?もしかして、歌声がXXでXXなわけないよねと。

でも、下巻に進む頃には、すっかりその方向で話が進んでしまったのでした。メディカル・エンターテイメントといえば、聞こえはいいけど、バチスタが本格的な医療ミステリーだっただけに、おちゃらけすぎた感がどうしても拭えず。バッカスのネタにしても、やり過ぎじゃないかなぁ。おもしろくなくなかった訳でもないので、次号に期待するかな。
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by dlynch | 2008-10-29 00:26 | book