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小学生日記

e0012194_2319377.jpgこれオモシロイから読んでみ?とヨメに薦められた『小学生日記』にオドロキ。なんかすごいよ、このエッセイ。ホントに小学生が書いたの?って思っちゃったんだ(hanae*風)。

小学生でなければあり得ない視点で、だからといってそこいらの小学生に書かせてもこうは書けない文章。いや表現力といえばいいのかな。巻末で重松さんが述べているのと全く同じ感想を持ちました。まさに「奇跡」のような一冊。

ワタシの少し前の世代は「新人類」という、幾ばくかの揶揄を込めて呼ばれてもんですが、このhanae*ちゃんこそ新人類。幼い頃に海外で、とくにNYのような人種がごった返している街で育ち、ご両親の愛情や教育がしっかりしているとこういう感性に育つんですね。こんな子たちが社会に出てきたらと想像するとすごく楽しみ。

ちなみに一番のお気に入りは「モトイと日本語」。
なんか最近煮詰まってるなぁと感じてきたアナタにお勧めです。
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by dlynch | 2006-02-28 23:35 | book

千里眼とニュアージュ

e0012194_1615210.jpg鉄鍋餃子→ふぐ→手羽先→ラムしゃぶの食べ歩き紀行じゃなくて、長い国内出張の合間に読んでいたのがこの『千里眼とニュアージュ』。新幹線や飛行機の中で読むにはぴったりの娯楽小説です。

「お、お銀と申します」いいよね、こういうくだり。塚田専務理事がBMW 750iのキーを渡すシーンも、このシリーズではときどき出てくる演出だけど、つい釣られちゃう。もちろん、こんな細かいところだけじゃなくて、小説全体としての疾走感は健在です。唯一、御朱印書の真偽を巡る根拠が弱いかな。歴史学の権威ならそれくらい見破ってくれなきゃ。

つくづく、松岡さんは旬な話題を小説に転化するのに長けてますね。ニートはもとより、モリエモン、遺跡捏造事件。特にジンバテックのモデルになっているライブドアが大揺れの最中なので、よけいにオモシロイです(ライブドア社員のみなさんスンマセン)。臨床心理学にはじまって、経済、紛争、コンピュータ、クルマ、音楽、ファッション、スポーツに至る広範囲な松岡さんの知識も伏線や人物描写のオモシロサを盛り上げてくれます。

実は、読み終えてからなにか足りないことに気づきました。
そう、『ヘーメラーの千里眼』の後に『千里眼 トランス・オブ・ウォー』を読まないまま、これを読んでしまったのです。だから、イラク帰りだとかジェニファー・レインの伏線にピンとこなかったのね。さっそくAmazonで注文しなきゃ。
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by dlynch | 2006-02-25 16:56 | book

999.9 Four Nines

シンプルで洗練されたデザインとなによりもその掛け心地が気に入って、一昨年の暮れに購入した999.9 Four Ninesのメガネなんですが、ある朝いつものようにレンズを拭いていたら、ブリッジの本からリムがぽっきりと・・・あれっ?折れちゃった。

買ったのはE-703という細身のプラスチックフレームなので、頑丈ではないだろうけど、フレームが折れたのは、これまでに何本もメガネを所有してきて初めての体験。1年ちょいで壊れるのは早すぎるのでは?ということで渋谷店へ。

折れてしまった原因をしどろもどろに答える店員さん。
ま、しょうがないよね。毎日同じメガネをしてるととと日替わりの人、日中外にいることが多い人と部屋の中にいることが多い人では、条件が違ってくるから。結局、元の値段の半分でフレームを交換することに。

で、交換されてきたメガネを見てみるとなんとテンプルが古いまま。確かに店員さんは「フロントを交換します」といってたけど、「フレーム」の金額の半分を要求しておいて、交換したのはフロント部分だけとはなぁ。アセテートの強度が違っちゃうじゃん。これには納得がいかなかったので、テンプルも新品にするように交渉。

999.9はいろんな意味で気に入っていた眼鏡屋さんだったので、ちょっとがっくしきたエピソードだったのでした。
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by dlynch | 2006-02-24 22:36 | fasion

はなちん 5才のお誕生日おめでとう

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by dlynch | 2006-02-20 00:00 | dog

CHUM APARTMENT

e0012194_22271271.jpg下目黒や西五反田近辺にお住まいの方に朗報です。

山手通り沿いにイメージスタジオ109というポスプロがありますが、その裏手の道沿いの日産のショールームを過ぎた辺りにCHUM APARTMENTというステキなカフェができてました。

雰囲気や家具がかなりステキ。
青山や代官山のカフェに較べて、空間がゆったりしてるのもいい。ちはるさんのカフェだそうです。

なんといってもここ店内がワンコOKなのですよ。
いままでは近くてもMegurodrive-inまで行かなければならなかっただけに、この近さは魅力的。夜の12時までやってるというし、はなをつれてちょっと一杯なんてこともできるわけでウレシー。

かわいいダックスを連れたナイスガイがいたら、それはきっとワタシです。
あっ、ひとつだけ。ここがワンコ出入り禁止になったら大ショックなので、これから行かれる方はくれぐれもマナーにはお気をつけください。
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by dlynch | 2006-02-19 22:56 | dog

パーフェクトブルー | 宮部みゆき

e0012194_221419100.jpg宮部みゆきさんの長編デビュー作となった作品がこの『パーフェクトブルー』。どんな小説なのか楽しみに読んでみたんですが・・割とフツーのミステリーでした。

題名にもなっている「パーフェクトブルー」がちょっと弱いかなーと思うんですよね。木原を取り巻く連中がよくわからないまま中途半端に終わっちゃうし、マサの活躍も今ひとつだし。最後のどんでん返しもえぇーっ、そうなったからといって××氏はそんな行動にでるのかなぁ?って感じだったし。『容疑者Xの献身』のようにフィクションだからと納得はできなかったっす。

ただ、マサという元警察犬からの視点は、ワンコを飼っている身としては新鮮でした。はなもあんな風に飼い主のことを思っているのかい?
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by dlynch | 2006-02-13 22:29 | book

サマーストーリー/A Summer Story

e0012194_21535488.jpg大学生のときに涙したこの作品『A Summer Story』が遂にDVD化!です。

これ何度観たかなぁ。たぶん10回は観てる。
でも、持っていたVHSをデッキごと手放したのはずいぶん昔のことだから、今回観るのは10年ぶりくらい。最初に観たときから数えれば20年近く経ってるわけで、自分がどう感じるのかも楽しみだったんだけど、全く変わりませんでした。

「一体、お前はいまそこで何をやってるんだぁっ!」とステラの横でのんきに歌ってるフランクに向かって怒鳴りたくなることも、「早く声をかけんかい」とメグを見つけたフランクに身を捩りたくなることも、何も知らずにおとなしく頭をなでられているジョーの肩をたたいてやりたくなるのも、メグの一途な愛に喉の奥がツーンとなることも。トーキーでの鏡のシーンには、何度観てもフランクのケツを叩きたくなります。

原作はジョン・ゴールズワージーの『林檎の樹』
原書で読める英語力と1900年代初頭のイギリスに詳しければ別なんだろうけど、ダートムアの美しい田園風景や上流階級が集うトーキーの街並み、ノスタルジックな音楽、なんといってもミーガンを演じたモジェン・スタッブスが瑞々しくて、映画の方が好きです。

もちろん、原作が持つ物語も壊していない。
それになんといっても原作にはないあのラスト。
あまりにも切ない映画です。
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by dlynch | 2006-02-12 00:00 | cinema

NIKEのiPod Shuffleケース?

e0012194_18465130.jpgSan Franciscoで立ち寄ったNIKE Shopで見つけたShoe Wallet。靴ひもに引っかける財布というか、まぁ小物入れな訳ですが、見かけたときに「ん?iPod Shuffleがぴったり入るかも?」とビビッときて買っちゃいました。

ピッタンコ!と歓声を上げるほどジャストサイズじゃないけど(あと5mm長かったらなぁ)、なかなかいい感じで収まってます。ただ、ヘッドフォンを指す穴がないので、これは日本に帰ってからヨメに開けてもらいました。2つ買っておいてよかった。

日本のNIKEのサイトでは見つけられなかったので、日本には入ってきてないかも知れませんね。

海外のおみやげにいかがでしょ?
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by dlynch | 2006-02-11 18:53 | fasion

8ミリフィルム

e0012194_23274194.jpgこのブログの右上にある画像は「1968」という年号が示すとおり38年前のもので、このかわいらしい赤ちゃんは生まれたばかりのワタシです。優しく見守っているのはおばあちゃん。

古い8mmフィルムと映写機が出てきたんだけど、映写機が壊れていて見られない。何とかならないだろうか?というオヤジの頼みを受けて、調べてみたところ、今でも映写機を修理してくれるところはあるものの、この先何年持つか分からないし、この際だから一般向けにテレシネ(フィルムをビデオに変換すること)してくれるサービスはないかなぁと思ってたら、FUJIFILMのリメイクサービスというのを見つけました。

全部で2hほどあったフィルムをDVテープに変換するのに30,000円以上はかかったんだけど、安月給で機材を揃えたオヤジのことを思えば安いもの。

そして、どきどきしながら待つこと数日間。
生まれたての自分や妹、今の自分よりも若い両親、今は亡き祖父母、かすかに記憶に残る懐かしい風景が「動いている」ことには、写真で見るのとはまた違った感動が待ってます。これぞ映像のチカラ。帰省したときに編集したVHSを持って帰ったのは言うまでもありません。

さんきゅうなお父ちゃん。
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by dlynch | 2006-02-09 00:08 | others

容疑者Xの献身

e0012194_0341876.jpgこれまでの東野圭吾さんの小説では『秘密』が一番好きだったんですが、この『容疑者Xの献身』はその上を行きました。文句なしにmy bestの東野作品です。

いわゆるミステリーとしてのどんでん返しの面白さもさることながら、題名の一部でもある「献身」を描いたヒューマンドラマや純愛としても超一級品です。数学者・石神(あえて高校の数学教師とは言わない)、ガリレオシリーズの物理学者・湯川、湯川の親友刑事・草薙、そして、ヒロイン・靖子が織りなすドラマに引きずり込まれる。特に15章からラストまでは絶対に中断できません。ここは一気に読みましょう。

こんな行動はあり得ないとか、こんな男は存在しないとか、こんな天才はいないとか言い出す人がいるかも知れませんが、そんな夢のないことを言っちゃダメです。だって、小説-フィクションなんだから、作者の創作(fiction)を楽しまないと。

落ち着いて租借した上でもう一度読みたいです。
2度目、3度目、あるいは20年後に読んだときに自分がどう感じるかがとても楽しみ。
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by dlynch | 2006-02-08 00:53 | book