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ゲッベルスの贈り物

e0012194_23185352.jpgLas Vegasにいる間に読んでいたのが『ゲッベルスの贈り物』。読んだことのない作家の第三弾。作者は藤岡 真さん。この小説の主人公も同名です。

作者と主人公が同じ名前という設定やプロローグに出てくる飛良泉(ひらいずみ)という人物名からして、なんだか怪しいなぁと思っていたら、何か狙っているような軽めの文体、癖のある会話。話の筋も内容も全く関係ないけど、『エスケープ フロム L.A.』を思い出しました。この小説からはB級映画の臭いがプンプン漂ってくるんですよね。主人公の飲み方といい、映画ネタといい、この作者は相当にマニアックです。

マニアック故に複線の張り方も巧妙。最後のオチがまさかこうくるとは。繰り返し出てくるので、どういう背景があるのかと思ったら、最後の最後にまんまと騙されました。ただ、それ以外は正直イマイチ。10年以上前に書かれているので、仕方ないかも知れないけど、ドミノの謎がそういうことだったというのはちょっとなぁ。遺書の秘密はうーむ。黒幕の登場の仕方もうーむ。

どうやら、B級映画は好きでも、B級小説はあまり好きじゃないようです。
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by dlynch | 2006-04-30 23:43 | book

ストラトスフィアタワー

27日の夕方ですべての仕事が終了。
今夜は気兼ねなく遊ぶぞぉ!!というわけで初めてストラトスフィアタワーに行ってみました。目的はもちろん絶叫マシン。Las Vegasで最も高い建造物の天辺にはTHE BIG SHOT、X SCREAM、INSANITYという3つのライドがあるのです。

まずは、タワーの外をクルクルと回る回転ブランコのINSANITYを体験。脚をぶらぶらさせた状態で振り回される浮遊感がたまらん。あり得ない角度から見える夜景もキレイ。次がシーソーの様にタワーの外に飛び出すX SCREAM。ぎゅーんと飛び出すその瞬間がたのしぃー。ちなみに一緒に行った2人(♂♀)は、ここまででぐったり。♀はうっすらと涙を浮かべ、♂はX SCREAMに乗っている間「僕らはみんな生きている」を絶叫してたのでした。

ここまではよかったんですけどね。最後のTHE BIG SHOTが・・。
これはいわゆるフリーホールなんですが、ふわっと打ち上げられて、あっいい景色♡と思った直後に急落下の不意打ち。怖いの何のって、目なんて開けてられません。マジ怖かった。なのにさっきまで泣きべそかいてた2人は嬉々としてる。どうやらヤツらには楽しかったようです。悔しいのがまさに恐怖を感じたその瞬間がしっかりと写真に撮られていたこと。ヤツらは辛くなったらこの写真を見るんだといっておみやげに買っていったのでした。
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by dlynch | 2006-04-27 22:04 | travel

Wynn Las Vegas

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今回宿泊しているのはWynn Las Vegas
どこだそれ?と思っていたら、Fashion show mallの向かい側に去年開業したばかりの新しいホテルでした。ちなみにWynnというのは、Steve WynnさんというMirageTreasure IslandBellagioを手がけたホテル王の名前を冠しているそうで、日本のパチンコ大手アルゼ社の会長が出資しているそうな。その会長の名前はOkadaという高級和食レストランとしてWynnに入ってます。

あのBellagioが総工費が$16億で、Wynnは$27億ということなので、どんなトンデモホテルからと思ったら、めちゃめちゃ豪華なわけでも煌びやかなわけでもなく、むしろLas Vegasでは落ち着いた感じ。喫煙部屋をお願いしたら、ちょっと遠いけどいいかい?と言われて用意されたのが、なんと59階!!天井まであるカーテンを開けてみると・・窓の向こうに広がるStripを一望。Wynnのロゴが真横に見えるくらいの高さですからね、VENETIANだって見下ろせちゃう。なんだか世の中を支配した気分に浸れたのでした。仕事場のLVCCへもシャトルバスが往復しているので便利。

朝飯はLas Vegasらしく、ビュッフェスタイルのThe Buffetに通いましたが、ディスプレイがとてもキレイで、食べ物の選択肢も多くて満足(一度トライしたnoodleはパサパサ麺のラーメンでまずかった)。仕事中は昼飯が落ち着いて食べられないので、毎朝たらふく食べて仕事に向かったのでした。
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by dlynch | 2006-04-26 09:17 | travel

ライオンハート

e0012194_14362496.jpgなんとなく読んだことのない作家の小説を読みたい気分になって、本屋をうろうろしているときに帯のキャッチコピーに惹かれて恩田陸さんの『ライオンハート』を購入。この2-3日で1/5くらい読んで、飛行機の中で一気に読んでしまいました。

考えてみれば恋愛小説を読むのってひさしぶり。
そう、これはエリザベスとエドワードが時空を超えて束の間の逢瀬に身を焦がすラブファンタジーです。舞台が少し前のイングランドやフランスなのと、文体もそれ意識してか翻訳調なので、最初はすっと頭に物語が入ってこないんだけど、やがて慣れてくると二人の出会いがそれはそれは切なく感じる。エドワードにとっての初めての出会いで幕を開け、エリザベスにとっての初めての出会いで幕を閉じる。恋愛の最高潮をほんの少しの時間しか共有できない切なさ、なぜそうなるに至ったのかの経緯、そしてラストの幕引き。この幕引きがなかったら、ただ切ないだけで終わっちゃうところを見事にまとめてます。

今度は、ケイト・ブッシュの『ライオンハート』をもう一度じっくり聴いてみることにします。
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by dlynch | 2006-04-24 14:47 | book

Las Vegasへ

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海外の都市で最も訪れたことが多いのはここLas Vegas。・・と書くとギャンブラーかただの買い物好きと思われがちだけど、過去にプライベートで来たのは一回だけ。あとはぜーんぶ仕事です。今回も仕事。

世界のどこを探してもこれだけの宿泊施設が集中している街はほかになく、米国内だけでなく、他の国からもアクセスしやすい(日本からも直行が出てるしね)。おまけにマッカラン国際空港から中心部まではタクシーで10分くらい。ゆえに国際的な展示会や会議が頻繁に開かれてます。幕張メッセやビックサイトの巨大版ですね。

3年ほど前にNew MexicoのAlbuquerqueから始まって、Colorado、Utah、Arizonaとアメリカの中西部を巡るドライブをしたことがあって、そのときの終着がLas Vegas。雄大な風景に身を置いて、ときには心が洗われるようなスピリチュアルな体験を経て、Las Vegasに着いたときは、せっかくキレイになった心が汚れちまうと思ったもんですが、その印象はいまでも変わらず。ここは、人工の極みのような街です。もっとも、東京から直接やってくると、さほどギャップを感じないのが悲しいんだけど。
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by dlynch | 2006-04-24 08:17 | travel

Dust to Glory

e0012194_2046277.jpgBaja 1000は、米国とメキシコの国境近辺から南に突き出ているバハ・カリフォルニア半島を1000マイル走破するオフロードレース。仕事関係の試写で観た『Dust to Glory』は、そのBaja 1000を描いたドキュメンタリー映画で、この夏日本公開だそうです。こちらは本国のサイト

モータースポーツにも、オフロードバイクにも然したる興味がないので、つまんなかったら寝てようくらいの気持ちで臨んだんですが・・・これがおもしろかった。興奮するし、感動する。

そもそも、1000マイルって1600km!!で、東京-大阪間の約3倍。用賀から吹田まで行って帰って行ってくる位の距離なわけですよ。しかも、東名みたいに整備されていない未舗装どころか道かどうかも怪しいところを突き進む。交通規制をかけないので、道には普通のクルマが走ってるし、野生の動物も通るし、柵もないから観客が飛び出してくる。レーサーのメットや車載カメラ、ヘリの撮影を通じたリアルな映像がド迫力です。

それにレースだから順位を競うのが前提だし、きっと想像もつかない集中力と体力、その維持を要求されるはず。完走したドライバーが感極まって、男泣きするシーンはジーンときたなぁ。これぞ男のロマン。これで熱くならないヤツは男じゃない。

ドキュメンタリーゆえに誰も「演じていない」ので、Baja 1000というレースに関わる人々の思いがダイレクトに伝わってくるかのよう。レースに合間に挿入されるインタビューもすごく自然に受け答えしてる。あと音楽もよかったなぁ。

オフロードレースの観戦が好きだったり、オフロードバイク、四駆に乗ってるような人は必見ですよ、この映画。ほとんど知識や興味がなくてもこんなに楽しめたんだもん。
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by dlynch | 2006-04-20 20:59 | cinema

冬のソナタ

e0012194_2272498.jpgLaLa TVで再放送が始まっているのを見つけて、いまさらながらついに見始めてしまいました。そう『冬のソナタ』です。

第二話の「はかない恋」まで観たところだけど、ようやく序章が終わったって感じですね。チェ・ジウが可憐で可愛い。

これからどんな波瀾万丈のトンデモドラマが待っているのか?頼むから『秋の童話』みたいにげんなりさせるなよぉ。
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by dlynch | 2006-04-16 22:33 | teevee

親父

『流星ワゴン』に敬意を表して、プロフィールの写真を更新してみました。今のワタシよりも10歳くらい若い頃の親父です。カズとチュウさんとは違って、うちは仲のいい親子です。今頃はビールの観ながら中日ドラゴンズを応援しているはず。
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by dlynch | 2006-04-16 22:02 | others

流星ワゴン

e0012194_18404264.jpg『小学生日記』に登場するモトイの「ハナエにはシゲマツの良さはまだわかんないかもしれないよ」というナマイキな発言に触発され、37歳のおいらには良さがわかるかなぁと、初めて重松清さんの小説を読んでみました。手に取ったのは『流星ワゴン』。38歳の主人公が不思議なワゴンに乗って同い年の父親に会うという設定に惹かれたのと装丁が可愛かったから。

裏表紙のあらすじを読むと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなタイムスリップものなんだろうなと容易に想像できるけど、この作品ではタイムパラドックスを楽しむ肝心な要素が封印されているので、あり得ない話しながらもちょっとリアル。リアルとは違うかな・・。最後の着地点が過去をどうにかして未来を変えるという安直なものではなくて、過去を受け止めて未来に向かうという、現実の人生そのものなわけですよ。読了後は晴れやかな気分になれました。

主人公が小市民というか小物というか、前半の彼の行動にはイライラさせられっぱなし。過去で出会うことになる同い年の父親が男気たっぷりのキャラなので、そのコントラストがおもしろいのと、このキャラクターの違いが二人のわだかまりの原点にもなっていて、物語の構成がとってもいいです。数少ない不満は、美代子さんはなぜテレクラに走ったのかが描かれていなかったこと。親子の物語にしたかったから、あえて男女のことは語らなかったのかな?

モトイくん、シゲマツの良さはオレにはよく分かったぞ。
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by dlynch | 2006-04-15 19:27 | book

FINAL FANTASY XII

e0012194_22253991.jpg最近、なかなかブログを更新できてません。なぜって、それは『FINAL FANTASY XII』をプレイしているから。本も映画もそっちのけではまってます。『ドラゴンクエストVIII』がつまんなくて、途中で投げ出しちゃったので、どうなるかと思ったけど杞憂に終わっちゃいました。

実は、大学時代にオオハマリしたドラクエに較べれば、FFシリーズはさほど思い出のあるRPGじゃないんだけど、それなりに歳を重ねてくると、ドラクエが得意とする勇者の冒険よりも、FFの世界観やストーリー性がオモシロイと感じるらしい。イベントムービーの圧倒的なクオリティはすっげぇの一言に尽きる。

37歳にもなってゲームにハマルなんてなんだかなぁと自分でも思うんだけど、だってしょうがないじゃん。オモシロイもんはオモシロイんだもん。
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by dlynch | 2006-04-10 22:45 | others