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キモチイイのかい?

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マットが敷いてあるし、ベッドもあるのになぜか畳んだばかりの洗濯物の上で寝るヤツ・・
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by dlynch | 2006-06-30 21:49 | dog

戦国自衛隊1549 | 手塚昌明

e0012194_23411859.jpg本格的な邦画ってどうしていつもこんなダメダメになっちゃうのだろう?見始めて30分でそう思わざるを得なかったのがこの『戦国自衛隊1549』です。

どうして的場一佐がああいう行動に走ったのか?どうして元自衛官の鹿島をスーパーバイザーとして招聘したのか?飯沼七兵衛は2年間の間に平成に何を感じたのか?めちゃくちゃな時代考証の上に、肝心要の背景を語らずに役者のセリフだけで話を進めるので、セリフそのものがもう薄っぺらのペラペラ。恥ずかしくなるような浮いた会話の連続なのでした。森三佐と三国陸曹長の最後もただの破れかぶれ。極めつけは最後の敬礼。ナンデスカアレハ?

役者さんにも魅力がないし、的場と鹿島の戦いではなんかヘンな音楽ががかかるし、リアリティに欠けまくってるし、どうひいき目に観てもいいところが一つもない映画なのでした。がっかり。
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by dlynch | 2006-06-27 00:17 | cinema

LOST | J.J.エイブラムス

e0012194_2216761.jpgここのところブログの更新が滞っているのは『LOST』を見始めちゃったから。『冬のソナタ』も見なきゃいけないし、上中下巻に分かれてる『ブレイブ・ストーリー』を読み始めちゃったし、なかなか感想文を書くに至りません・・。

ということでその『LOST』。
第10話「予言」まで観たところですが、いやぁ面白いねぇ。ホントに面白い。シドニー発LA行きの飛行機がフィジー近辺の島に墜落。生き残った48人が墜落した島で生き抜いていくっていうのがおおまかなあらすじなんだけど、この島そのものが謎だらけで、メインキャストたちには飛行機に乗る前にそれぞれの事情を抱えていて、それがどんな謎でどんな事情なのか言いたくて言いたくて言いたくて堪らないけど言えない!こんな冴えた脚本をよく考えつくもんです。『24』のときも思ったけど、さすが米国。才能の厚みが違う。

ちなみにオーシャニック航空のオフィシャルサイトがあるって知ってました?
"After 25 years of service, we are forced to close our doors. Due to financial difficulties in the wake of the Flight 815 tragedy, we are no longer able to sustain service."だって。
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by dlynch | 2006-06-22 22:47 | teevee

ダ・ヴィンチ・コード | ロン・ハワード

e0012194_035141.jpg出張明けの休みを取って久しぶりに品川プリンスシネマへ。話題の『ダ・ヴィンチ・コード』も月曜の昼間なら空いてるだろうと思ったら・・・甘かった。

原作を読まずに出かけたんですが、キリスト教にさほど詳しくないワタシにはワケわかりません。オプス・デイ?シオン修道会?マグダラのマリア?頭の中で整理がつかないまま、どんどんストーリーが進んでしまって、終わっちゃったって感じ。これから観る方は、イエス・キリストの誕生前後を中心にキリスト教の予備知識を仕入れておくことをお勧めします。

トム・ハンクスとジャン・レノはイマイチ冴えず。
対照的にイアン・マッケランの存在感はさすが。『X-MEN 3』もうすぐなんですよね。ソフィー・ヌヴーが『アメリ』の女の子で、アリンガローサ司教が『スパイダーマン2』の悪役で、シラスが『ウィンブルドン』のピーターだったことに終わってから気づきました。お恥ずかしい。

ところで、この映画でいう聖杯って、『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』の聖杯と同じなんですよね?
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by dlynch | 2006-06-13 01:14 | cinema

久しぶりの仙台

e0012194_22371882.jpgSan Joseから帰国したものの、家には帰らず成田からそのまま仙台へ。7年ぶりくらいかな、仙台に来たのは。

今日の午前中は時間に余裕があったので、駅前から今回の仕事場のせんだいメディアテークまでプラプラと散歩をしてみました。ちなみにこの施設は伊東豊雄さんの代表作です。

杜の都という仙台市のキャッチコピーにもあるように、市街地のケヤキ並木が印象的。緑が生い茂ってると、それだけで歩いてて気分がいいですね。アーケードに入っているショップやカフェが、もっと並木通りに移動してきたらいいのに(100円ショップやドラッグストアはそのままでいいけど)。
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by dlynch | 2006-06-11 22:31 | travel

被害者は誰? | 貫井徳郎

e0012194_2338052.jpg出張前に立ち寄った渋谷のブックファーストで新刊が出ていたので、手に取った『被害者は誰?』なんですが、正直イマイチかな。解説にあるように、主婦の昼下がりに読むにはいいんだろうけど、それにしても東野圭吾の肩の抜けた作品や奥田英朗の方が楽しめると思う。

吉祥院にしても桂島にしてもよくあるキャラだし、二人の会話も笑えるようで笑えない。文体が軽快なわけでもなく、トリックの仕掛けが凝ってるわけでもなく、全体的に中途半端感が拭えない。残念ながら、読み終わったあとに本棚に保管しておこうとは思えない作品でした。

貫井作品『慟哭』や『症候群シリーズ』のような、本格的な作風の方があっているように思います。うーん、残念。
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by dlynch | 2006-06-10 23:53 | book

San Joseの映画館

San Joseのダウンタウンにある映画館では、『THE DAVINCI CODE』やってました。これって世界同時公開だったんだ。

コリン・ファレルとジェイミー・フォックスの『Miami Vice』は7.28に公開だそう。あと、『The Fast and the Furious: Tokyo Drift』なんてのが6.16から始まるそうです。どっちも日本公開は秋みたいですね。
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by dlynch | 2006-06-10 00:11 | travel

症例A | 多島斗志之

e0012194_2318568.jpg『症例A』を読み直してみました。

2000年度の「このミステリーがすごい!」ベスト9の作品ですが、ミステリーじゃないですね。前任の医師の謎の死、博物館の贋作の謎、エキセントリックな患者、そして驚愕のDID・・とミステリー的な要素で読者を楽しませてくれるものの、根本的には精神医療の現場を真摯に描いた医療ドラマといって差し支えないと思う。

この本を読みながら、麻雀が強くて、テニスがうまくて、男子からも女子からも人望があった大学時代の友人が躁鬱病に罹ってしまったことを思い出しました。発病後は同級生だった彼の奥さんから経過を聞いていたんだけど、一番身近にいた彼女は言葉では言い表せないくらいの、ある意味本人以上の心労を抱えていたはず。気丈に振る舞う姿が痛々しくて、かける言葉が見つからないことも度々ありました。がんばれなんて白々しくてとても口に出せない。

この小説でも描かれているように、治療をする側も真摯であればあるほど、患者に巻き込まれて自分自身がおかしくなってしまう。相当な精神力と体力と決意がないと精神科医は務まらないことがよく分かります。

榊がこのあと亜左実や由起とどう向かい合うのか?続編を読んでみたい。
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by dlynch | 2006-06-10 00:00 | book

サマータイムマシン・ブルース | 本広克行

e0012194_15141950.jpgSan Joseに向かうAAの機内で暇つぶしにでもと『サマータイムマシン・ブルース』を観てたら、これがおもしろい。ものすっごくおもしろい。笑い声がこみ上げてしまって、隣に座っていたメキシカンのおじさんに変な顔されちゃいました。

題名の通り、ひょんなことから若者達の前にタイムマシンが現れて、タイムトラベルをするって話しなんだけど、これって考えてみたら大変なことなのに、やってることがちっせえのなんのって、せいぜい1日しか行き来しないし(99年前に戻るエピソードと未来人はこれはこれで愉快)、タイムトラベルする目的が壊れたクーラーのリモコンを持ち帰るってアナタ・・。

ま、そんなつっこみが満載な訳です。そこかしこにちりばめられたタイムパラドックスの小ネタがじわじわと効いてるし、さらっとした恋愛エピソードもいいし、ラスト爽やかだし、これ、相当に脚本を練っていると思う。

やたらハイテンションの役者陣もマル。瑛太と上野樹里、川岡大次郎以外は知らない人ばかりだったけど、本多くんと永野くんのキャラはいいなぁ。

これDVD買うことに決定。帰国ったら、もう一度観直そっと。
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by dlynch | 2006-06-05 15:31 | cinema

Twelve Y.O. | 福井晴敏

e0012194_0151583.jpgはなの体調が悪いときに読んでいたので、思ったより時間がかかってしまった『Twelve Y.O.』

これで福井作品は4つめだけどちょいと食傷気味。だって、構図がほとんど一緒なんだもん。過去を引きずって今を怠惰に生きているおっさんが特殊な戦闘能力をもってるけど人と触れあう暖かさを知らない若者と出会い、自分なりの理念で日本を救おうとしているテロリストと戦う。平=桃井=仙石で、護=保=如月なんですよね。ついでにいうと、アニオタ的なたとえで申し訳ないんだけど、理沙と綾波、由梨と葛城、東馬と碇(父)ってかぶってる気がする。

とはいえ、いつも通りの兵器や施設の細かい描写はリアリティに溢れていて、ペンタゴンまで巻き込んだ政治的なやりとりもエンターテイメントとして面白いし、男たちの熱い信念には背筋が伸びる。「ナイチンゲールは囀らない」のと「BB文書」には単純に驚きました。それに、この題名はなかなかにナイスです。
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by dlynch | 2006-06-04 00:53 | book