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クライマーズ・ハイ | 横山秀夫

e0012194_0234540.jpg1985年ということは当時17歳。もう十分な認識力がある年齢なのに、日航ジャンボ機墜落事故のことは大惨事だったというそれだけの記憶しかありません。Webで調べていて、坂本九が亡くなった事故だったことを思い出したほど。お恥ずかしい。

この『クライマーズ・ハイ』は、その墜落事故を追う地元の新聞社が舞台となってるわけですが、その新聞社の様子が横山さんはそこにいたんじゃないか?と思うくらい、迫力のあるリアルな描写でまずそこに圧倒されます。行間から湯気が立ち上ってる。実際にその場にいた、リアルに体験したってことは、やっぱり文章に力を与えるんですね。神沢のエピソードも然り。

あと2年で40歳になるサラリーマンとしては、社内の派閥だとかや同期の存在、全権デスクという現場責任者、後輩や部下からの信頼と突き上げ・・どうしても悠木と自分を重ねちゃう。悠木の葛藤や迷いは小説の主人公としては歯痒いばかりだけど、これが人間だよね。この辺りはこの本を薦めてくれたAちゃんはどう感じたんだろう?

事件を追うあまりに途中から猛スピードで読んでしまったので、もう一度落ち着いて読んでみたい。とくに全体像を知った上でもう一度読んだら「下りるために登るんさ」の意味がもう少し実感できるような気がする。章の合間に挿入される燐太郎とのエピソードが、とくに最後がかわいらしくて好き。山登りの経験があれば、もっとうまくここの描写が想像できたのに。
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by dlynch | 2006-11-30 00:53 | book

中田語録 | 中田英寿・言 小松成美・編

e0012194_22135456.jpgJリーグが開幕した1993年頃のこと。それまで、ほとんど興味がなかったサッカーの面白さを教えてくれたのは、あのド派手な開幕セレモニーでも、ベルディでもアルシンドでもなく、寮で2つ隣の部屋に住んでた同期のシマサキ。

自らプレイするのはもちろん、所属していたスポーツ部門(とある商社にいたのです)でサッカーシューズの輸入権を持ってくるくらいサッカー好きだったヤツにはサッカーの見方を教わりました。なにしろプレイの解説は的確だし、W杯ならその選手はどこの出身でどこのチームに属していて、Jリーガーなら出身校がどこでその学校は今年の選手権でどこまでいったということをスラスラと答える。

『中田語録』を読みながら、ベルマーレ平塚に入団したナカタを「コイツはすごいでぇ。ラモスなんて比較にならんパスを出しよる」と評したシマサキを思い出しました。あいつが神戸に戻ってからは、4年に一度しかサッカーを観なくなったなぁ。

ナカタといえば印象的なのは、やっぱりブラジル戦のあとに仰向けに倒れ込んだあの姿。「俺は勝っても泣きませんね。もちろん、負けても泣きませんけど」と語ってるけど、たぶん、終わったから泣いたんだろうな。この語録を読んでると、基本、好奇心、平常心、前を向く、そういうことって大切なんだよなと改めて気づかせてくれます。
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by dlynch | 2006-11-20 22:53 | book

DAISY・デイジー | アンドリュー・ラウ

e0012194_0533714.jpg忙しかった仕事がやっと一段落ついて、この週末に久しぶりに観たのが『DAISY・デイジー』チョン・ウソンにぞっこんのヨメがDVDを買っていたのでした。

哀しくて切ないラブストーリー。
とある事件から鬱ぎこむヘヨン、ちょっとヤバイ感じのパクウィ、苦悩するジョンウ。この3人の表情、とくに一堂に会したときのそれぞれの表情がよかった。印象的だったのはBGMもないもない無音のシーン。たまらんですよ。

いくつかの思い込みと勘違いと嘘が錯綜する恋模様は観ていて、歯痒くてもどかしいんだけど、ま、それは恋愛ドラマの定番ですね。香港の監督らしいガンアクションやところどころに散りばめられた伏線は映画らしくて好きです、こういう演出。

全編オランダ・ロケが一つの話題になってるけど、やっぱりヨーロッパの街並みや田園はそれだけでしっとりとした雰囲気があっていいですね。これがアジアになると東京だろうがソウルだろうが雑然としちゃう。主役の2人がこの風景になかなか馴染んでいて、とくにデイジー畑(エーペンというところだそう)にいるチョン・ジヒョンはとてもキュート。似顔絵描きをしているときのファッションもチャーミングだし、あれならパクウィでなくても勝手に惚れちゃう。

『デイジー アナザー・バージョン』というのがあるそうなのですが、こっちはDVD化されないのかな?パクウィの視点の別バージョンだそうです。
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by dlynch | 2006-11-19 01:06 | cinema

NEW!! iPod shuffle

今のままでも十分に小さくて軽いんだけど、さらに小さくなって軽くなって、プラスティックがアルミになって、おまけにクリップがついてる!まるで、いまのiPod shuffleTUNEWEARのアルミ製のクリップを装着して、ジムで汗だくになりながら使っているボクのために進化したような新しいiPod shuffleをメールニュースで知った5分後にはApple Storeで注文ボタンを押してました。そして待つこと46日。
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じゃーん!ホントにちっちゃい。旧モデルと較べると長さが半分で、厚みは2/3くらい。クリップ部分はなかなか頑丈な感じ。持ち歩くのが楽しみです。

ちなみにこれで我が家にはshuffle×2、mini、nanoの4台のiPodが、そしてオフィスの引き出しには初代iPodと第5世代iPod、shuffleが・・。いくつかはもらいものなんですけどね。
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by dlynch | 2006-11-03 23:49 | others