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私の頭の中の消しゴム | イ・ジェハン

e0012194_026759.jpgそして3度目。まだまだ『私の頭の中の消しゴム』は自分史上最高の映画です。はじめて観たときからもう2年も経ってるんだけど、未だに燦然と輝いてる。バッティングセンターと置き手紙を読むシーン。ここが私の泣きツボで、今回もまたスペインに向かう飛行機の中でうるうるしてました。

どうしてここまでこの映画が好きなのか?

それは、偶然の出会いに始まって、お互いに惹かれ合い、深く愛し合うようになる理由、幸せなときのホントに幸せそうな二人の様子、それを象徴するちょっとしたエピソード、そんな二人を襲うどうしようもない不幸を受け入れるためにとった二人の思いやりと決意。そして、最後のあの一言。恋愛のすべてをうっとりするほど理想的に描いているからじゃないかと。男らしくて無骨で優しいチョン・ウソンと可憐で世話好きで真っ直ぐなソン・イェジンが、見た目的にもこれまた理想的なカップルだし。

ああ、なんてステキな映画。
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by dlynch | 2007-10-30 00:26 | cinema

東京物語 | 奥田英朗

e0012194_0403238.jpg1978年に名古屋から東京へ上京。家庭の事情で大学を中退し、小さな広告代理店に就職。コピーライターとして独立した田村くんの1989年のバブル狂乱までを描くのがこの『東京物語』。たぶん、奥田さんの半自伝的な小説です。

10年の差はあるものの、ほぼ同じように岐阜から東京を目指し、4畳半一間の社員寮で東京デビューを果たしたあの頃がよみがえるようで、懐かしいような、照れくさいような、当時のいろんなことを思い出しちゃう。とくに、「レモン」のキスシーンや「名古屋オリンピック」の西条氏の説教シーンなんかにね。

時代感を演出するための、音楽やファッション、スポーツ、政治などの時事ネタが、どれもリアルタイムで体験してきたことばかりで、しかも、ラガーマンだった故に新日鐵釜石と同志社の日本選手権にはかじりついてたし、プレリュードにもルノーサンクにも乗ってたことがあったり、なんといっても生まれ育ったのが名古屋と同じ文化圏の岐阜だったりと、田村くんがいた世界に入り込めたのは幸せなことだったかも。読者の世代と出身地によって感じることは違うんだろうなぁ。
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by dlynch | 2007-10-23 23:40 | book

千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮 | 松岡 圭祐

e0012194_17302856.jpg続いて『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』。松岡さんは時事ネタを採り入れるのが得意というか、あざといというか建築中の六本木ミッドタウンを横目にこの作品を執筆したそう。ま、ちゃんとミッドタウンである必然性は描かれてます。

ここでは前作よりも由愛香と藍、とくに由愛香との関係を主軸に物語が展開し、美由紀をライバル視する由愛香が美由紀のお節介ともいえなくはない人助けにどう心が動くかが見所の一つ。それにしても美由紀ちゃんは、よくぞここまでピュアな無償の愛を捧げられるよねぇ。そこが彼女のキャラクタの魅力ではあるんだけど、妬むとか嫉むとか威張るとかひけらかすとか誇るとか、そういった感情はないと、ヒトとして少し不気味に感じちゃう。

ネタバレなのでここから反転>> ところで、今回はマインドシーク絡みのエピソードは一切なし。『千里眼の水晶体』が意味ありげな終わり方をしたので、どう絡んでくるのか楽しみにしてたのに。
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by dlynch | 2007-10-22 17:34 | book

千里眼の水晶体 | 松岡 圭祐

e0012194_1645167.jpg気がつけば角川からの新シリーズが7作まで進んでる。この人の筆の速さってどうなってるんだろう。早く追いつかなきゃということで、今回の出張には3冊持って乗り込みました。その第一弾が『千里眼の水晶体』

新シリーズになって2人のお友達、由愛香と藍が登場して、美由紀と彼女たちの友情も描かれてます。その傾向はこのあとの『ミッドタウンタワーの迷宮』にも引き継がれる訳だけど、リアル路線への転換としては成功してる。非の打ち所がないどころか万事に秀でてて、しかも千里眼たる美由紀とどう友情が成り立つのかって気になるじゃない?

謎とサスペンスは新シリーズらしく控えめ。解決までの道筋はこれまでのシリーズと同じなので、安心して読めるというか、あっという間に読めます。そろそろ、超動体視力、自衛隊への一時復帰、選択的注意以外の新しい能力が欲しいところ。メフィストに代わるマインドシークに新たな敵が登場し、さてこれからどうなることやら。
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by dlynch | 2007-10-21 16:44 | book

マドリード・バラハス国際空港 | Madrid Barajas Int'l Airport

マドリード・バラハス国際空港は、明るくて開放的な空間が好印象。なによりも内装もすてきで、ショップが豊富、案内がわかりやすい、移動が機能的、市内からのアクセスがいい、おまけに喫煙コーナーまで用意されていて、今まで訪れた空港の中で間違いなくベスト1。
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ヒースロー経由のBA日本便は朝の9:40にここを出発。朝早いのはきついけど、おかげで最後の生ハム+ボカディーリョをいただきながら、きれいな朝日を見られたのでした。
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by dlynch | 2007-10-20 00:52 | travel

トレド | Toledo

おシゴトは水曜で終わり。延泊した木曜は日中、サラマンカ地区を散策したあと、スペインに留学してたことのある米国人の勧めに従って古都トレドへ。まずはアトーチャ駅に向かったわけですが、いかにもスペインらしい駅舎はもちろん、都会のオアシスどころではない、本格的な植物園の周りにチケットカウンターや待合所を配したすばらしい構内に感動。
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30分ほどでトレド駅に到着。街まではかなり歩くらしいので、近くの停留所にいたバスに行き先を確かめ(Plaza、Plazaと連呼してたので大丈夫だろうと)、なんとか街の中心地ソコドベール広場へ。パエリアで腹を満たして、さあ、散策に出かけたわけだけど、細い路地をあてもなく彷徨ってるうちにあっという間に迷子に・・。
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でも、落ち着いて歩いてみるとそんなに広い街ではないのと、少し歩けば目印になる聖堂や教会が見えるので、地図を持っていれば何とかなるかな。ちなみに「地球の歩き方」の地図はあまり細かくないので、案内所で地図をもらっておきましょう。
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タホ川に囲まれた高台にあるトレドなので、川沿いに外に広がる景色も見所の一つ。
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トレドの魅力は16世紀からほとんど変わっていない街並みと建物の間を縫うように走る路地。散策+裏路地好きにはいい街でした。美術や建造物、歴史に興味のある人はもっと楽しめるかもね。
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by dlynch | 2007-10-19 18:22 | travel

マドリッドでのお食事 | Food in Madrid

マドリッドの料理そのものがうまいのか予約してくれた店がよかったのか、どのレストランのどの品も旨い。とりわけ気に入ったのは目玉焼き(といっても、ひたひたの油で揚げるのがスペイン風な様子)に生ハムをのっけたシンプルな料理。生ハムのしょっぱさに絡む黄身と目玉揚げ?の表面のパリッと生ハムのニュロッの食感が絶妙。fortunyというRuben Dario駅近くのお店で食べたステーキも焼き加減と塩加減が絶妙で、お気に入りのステーキハウスBMを凌ぐ旨さ。
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デザートもこれまたおいしいのよねぇ。
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こちらは初日の昼間にスペイン語のメニューと格闘しながら、なんとかオーダーした生ハムのカルパッチョ。こうしてみると生ハムばっかだ。
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by dlynch | 2007-10-18 17:35 | travel

イベリコ豚 | Jamón Ibérico

マヨール広場の周辺にはこんなお店がそこかしこに。日本でいう酒屋と肉屋が合体したような品揃えの店舗にはハモン(後ろ脚という意味らしい)のブロックが所狭しとぶら下がってます。
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バルやスーパーマーケットでも見かける、このグロテスクな物体こそがイベリコ豚の生ハムの原木。ヒースローで乗り換えた飛行機の機体にIBERIAの文字を見たときに、イベリア=イベルコ豚=生ハム!と心躍ったものの、街中にこんなにぶら下がってるとは。
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こちらは休憩に立ち寄ったSol駅近辺のバルの店内。圧巻。日本に持ち帰るためにパックの生ハムを買い求めたのはいうまでもありません。原木は税関を通りそうにないしねぇ。
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by dlynch | 2007-10-17 20:00 | travel

マドリードの夜 | Madrid at night

マドリードは夜が長い。夜の8時くらいからだらだら食べるのが習慣らしく、六本木並みに夜遅くまでお店が開いてます。他の国の連中もすっかりはじけてしまい、おかげで部屋に戻ったのは、一昨日の晩が2時、昨晩が1時半・・。そして、海外=米国だと思ってると驚くのが喫煙者の多さ。みんな普通に歩きながらたばこをぷかぷかしてるし、レストランやバーにも普通に灰皿がおいてある。今や日本のほうがずっと喫煙者に厳しい。
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夜のマヨール広場も雰囲気あります。
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こちらはスーパーマーケットの近くにつながれていたわんこ。このあと、バウゥバウゥ吠えられたのでした。
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by dlynch | 2007-10-16 20:23 | travel

ラストロ | Rastro

幸運なことに今日は日曜日。日曜には、スペイン語で蚤の市を意味するラストロが催されているというので、マヨール広場に行く前に立ち寄ってみたわけですが、休日の竹下通りなみの人混み・・。しかも範囲が広い。全部回った訳じゃないけど、原宿から表参道くらいの範囲があるんじゃないかなぁ。
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売ってるものは多種多様。おみやげっぽいTシャツから、アクセサリー、鞄、DVD、ゲーム、漫画(ほとんど日本の漫画)、日用品、工具、ペット用品、がらくた(アンティークとはちょっと違うような)などなど。馬具を売ってる店もありました。仲見世通りと竹下通り、秋葉原、カッパ橋、アメ横あたりが混じった品揃えとでもいえばいいのか、でも実はたいした物はなかったので、人混みもあって早々に引き上げたのでした。
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by dlynch | 2007-10-15 05:34 | travel