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酸ヶ湯温泉

e0012194_19112317.jpg最初に乗ったタクシーの運ちゃんにお勧めの温泉を聞いたところ「そりゃスカイ温泉だ」という。地元のスタッフに聞いてもあそこの湯質はいいという。SKY?なんか風情ないなぁと思ってたら、酸ヶ湯温泉でした。スカユね(笑)。で、ドライブがてらレンタカーを借りて行ってみました。

市内からくねくねと八甲田山の山中を走ること1時間ほど(このドライブコースがなかなかよい)。見えてきたのは古めかしい木造建築。500円を払って中に入ってみると、総ヒバ造りの見事なお風呂。まるで『千と千尋の神隠し』の世界。硫黄臭の強い白濁したお湯は温度が高いこともあって、あっという間に汗が出てくる。お湯を飲んでみるとその名の通り酸っぱい。出たり入ったりすること30分。いやー気持ちよかった。このお湯マジいいです。帰りがけに買った八甲田完熟雪室りんごも甘みが増してて美味しい。

難点は混浴なこと。女性は見るなら見なさいよくらいの気合いがないと厳しいかも。それと日帰り客はタオルを買わないといけないので、持ち込み用と拭き取り用のタオルを用意していきましょう。
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by dlynch | 2008-04-27 14:00 | travel

あおもり犬

そんな青森県立美術館には「あおもり犬」がいます。奈良美智さんの作品です。この一角だけが写真撮影OK。
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by dlynch | 2008-04-26 11:00 | travel

青森県立美術館

今回の仕事場は青森県立美術館。ふと見上げると寺山修司が立ってます。
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時間に余裕があったので、館内を回ってみましたが、シャガールの巨大な背景画に迎えられたと思ったら、縄文土器あり、版画あり、オブジェあり、怪しげなオブジェもあり、ウルトラマンあり、そして、地元の奈良美智さんありとバラエティに富んだ内容。美術にそれほど興味がなくても楽しめると思う。それに真っ白な美術館そのものがとてもステキで、トイレや自動ドアのような細部にもとことん拘っている。なんといっても案内板やパンフで統一に使っているオリジナルのフォントがかわいらしい。見とれちゃって写真取り忘れました。
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久しぶりに見たタンポポ。
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by dlynch | 2008-04-26 10:00 | travel

青森の美味しいもの

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週末はおシゴトで青森市へ。羽田から1時間とちょっと。空港から市街地へも近い。
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出張の楽しみといえばなんといってもその土地の美味しいもの!青森は海にも山にも近いので、どちらも楽しめます。そして、これはシャコとフジツボ。どちらも見た目はちょっとアレですが美味です。フジツボ食べたのははじめて。カニの爪みたいな味。お店は地元の人に連れて行っていただいた磯じまです。
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帰り道に東京組でラーメンでも食べるかとふらふらしていたのに、結局入ったのは、通りになにやら雰囲気のある看板が出ていた一八寿司。明るくて洒落たお寿司屋さんでした。どれも美味しかったけど、一番はずわいのお寿司かな。すっかり観光気分です。
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by dlynch | 2008-04-25 22:00 | travel

アポカリプト | メル・ギブソン

e0012194_22491089.jpg久しぶりにDVDでも観るかと、ビールとおやつを用意したまではよかったんだけど『アポカリプト』を選んだのは失敗・・。冒頭のちょっとした笑いと後半の逃走シーンに少しだけエンターテイメントがあったものの、歴史を必要以上にリアルに描こうとしているので、愉しむっていうよりは、学んでるって感じ。背筋を伸ばして観ないといけないというか。

とくに生け贄にまつわるエピソードが、そこまで直接的な表現をしなくてもいいじゃんと突っ込みを入れたくなるくらいに凄惨に描かれていて、捕虜を連行する敵対部族も現代人の感覚からするとあまりにも残虐なので、気分が盛り下がります。

それとよく理解できなかったのが主人公のジャガーの行動。ただひたすら逃げる逃げる。父親や友人が倒されても何もできずにただ逃げるだけ。現実はたとえそうだったとしても、フィクションなんだから、ヒーロー的な側面も見せて欲しかった。

あの父親の言葉はなんだったんだろうか?そして、あの最後の海岸で何が伝えたかったんだろうか?そんな疑問もすっきりとせず、消化不良な感じ。
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by dlynch | 2008-04-23 22:49 | cinema

新世界より(下) | 貴志 祐介

e0012194_23444758.jpgとうとう『新世界より』が終わってしまいました。

下巻を読み終えても当初の評価は変わらず。自分史上ベスト3入りです。この小説のおもしろさは想像力が駆り立てられること。呪力というあり得ない力を手にしたときに人はどうなるのか、ミノシロモドキやバケネズミのような想像上の生物をどう捉えるのか、神栖66町の在り方を肯定するのか否定するのか、1000年後の世界に至る過程をどう解釈するのか、その中で自分だったらどうたち振る舞っているだろうか?

これまでの人生で手にしてきた知識や経験をフル動員して、そんな空想の世界であれこれ想像したり解釈することって、知的好奇心が刺激されることこの上ない。

バケネズミひとつとってみても、読者の数だけ、あのメタファーの解釈の仕方があるだろうから、中には拒絶感がある人もいるかも知れないけど、きっと何かを感ずるができる物語です。そんな作品はなかなか見あたりません。

それにしても、この世界観を生み出した貴志さんの想像力ってすごい。今から1000年後って、普通に考えたら、恐ろしくテクノロジーが発達した世界で、クリーンで無機質な生活を営んでそうでしょ?それが明治の後期程度のローテクで、牧歌的な山間に暮らしてる。でも、超ハイテクな図書館が出現してみたりする。そこに至る現代からの歴史、その歴史から学んだ1000年後の倫理観。想像だけじゃなくて、そこにリアリティを与える知力とも相まって、ただただ感嘆するばかりです。

そして、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』の第2楽章から生まれた『家路』にまつわるエピソード。あぁ泣けてきた。奇狼丸にも。

これだけ書いても感動したことの10%くらいです。ぜひその手に取ってみてください。
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by dlynch | 2008-04-19 23:44 | book

アディダス、ナイキで学んだ仕事術 | 半田 裕

e0012194_0335820.jpg17年ほど前のワタクシの就活先はクルマかアパレルかスポーツ関係であること。それなりにマジメだったはずなんだけど、なんと節操のないことか。そして、その全てを満たすとある商社に決まったのはいいんだけど、なぜか配属されたのは電子情報部という?な部署。それが今のキャリアに繋がることになるんだから、人生ってホントに分かりません。

あの頃、希望通りHEADやラコステに配属されてたら、今頃なにやってたんだろう?もしかしたら、同期や後輩のようにスポーツメーカーに行っていたかも知れない。なんて考えると『アディダス、ナイキで学んだ仕事術』でも読んで隣の芝をちょっと覗いてみるかなんて気持ちになるわけです。

これまでに一般消費者を相手にしたビジネスをした経験はないので、誰もが知っている長野オリンピックに関わったエピソードやロナウドなんて名前が出てくると、羨ましいなぁなんて思わないことはないけど、半田さんが書かれてる仕事術はどの業界にも共通する大切なことばかり。業界こそ違えど、やっぱりこういうことが大切なんだと再認識しました。ITだ、モバイルだといっても、所詮は道具。大切なのはFace to Faceのコミュニケーションと地道な活動、そして情熱なのですよ。

誰か別の人も紹介していた、とあるチャンスの例え話。あれよく分かる。チャンスをチャンスだって認識できなかったら、チャンスもチャンスじゃなくなっちゃうんだよねぇ。
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by dlynch | 2008-04-18 00:39 | book

ヌフカフェはなぜ潰れないのか? | 武田康伸

e0012194_17275342.jpg(カフェではなく)喫茶店のマスターって憧れませんか?アンティークの重厚な店内の奥で、コナ島から取り寄せた焙煎豆にポコポコとお湯を注ぎ、信楽焼のカップにコーヒーを淹れ、お客さんと映画の話をするようなそんな感じのを。ときどき美しく成長した娘が手伝ってくれたりして。あ、これは妄想(笑)

でも、一方でカフェをビジネスとしてとして捉えた場合、原料にこだわり過ぎると収益率が下がるし、居心地が良いと回転率は下がる。客単価が1,000円だとして、50人に来てもらっても、1日の売り上げは5万にしかならない。実際、消えちゃったカフェはたくさんあるし、経営的にどうしてるんだろう?

そんなときに本屋で見かけたのが『ヌフカフェはなぜ潰れないのか? 』neuf cafeのことは知らなかったけど、Huitは店内にわんこが入れることもあって、お気に入りのカフェの一つ。そんなカフェの経営者の視点は、実は通常のビジネスと全く同じで、キーワードにすれば、信念と柔軟性、感性、コミュニケーション、差別化、スピード感、そして熱意。もっともこれらを実行し、実現することは簡単なことではないけれど、大切なことってどこでも同じだなと。

ところで、これは知り合いのD&DEPARTMENTの成り立ちとも共通するんだけど、店舗をスタッフ自身が作ることって、単なる愛着以上の効果があるみたい。汗をかくことってやっぱり大切です。
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by dlynch | 2008-04-13 17:27 | book

新世界より(上) | 貴志 祐介

e0012194_0165191.jpgやばいくらいにおもしろすぎる。気がつけば夜中の3時になってる。もう寝なきゃと思うのにページを捲るのを止められない。貴志祐介の新作『新世界より』です。ブログでちょこっと検索してみたら、やっぱり話題になってるみたいですね。

新刊が出たら即効で買うと決めている数少ない作家の一人なので、本屋で見かけたときは中に目を通さず、498pの分厚いハードカバーなのに全く躊躇せず、値札も見ないでレジに持って行ったわけですが、うーむ、おもしろすぎる。何度でも言っちゃう。おもしろい。

詳しい書評は下巻を読み終えてからにするとして、今おもしろいと感じてるのは、その圧倒的な想像力と想像にリアリティを与える知識力、格調の高い文体と用語。今から1000年後の世界なんて想像もつかないでしょ?それが途轍もないないイマジネーションの中で語られてる。

小説って楽しいなぁと思える真っ直中に今います。
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by dlynch | 2008-04-09 00:21 | book

レストレス -中天- | チョン・ドンオ

e0012194_22142966.jpgここのところべた褒めの韓国映画でしたが、ここに来てがっくしな『レストレス -中天- 』・・。チョン・ウソンが出てるのにこりゃないでしょうって出来映えでございました。

映像はとてもきれい。きめが細かくて、深みがあって、色彩が鮮やか。でも、それだけなんだなぁ。ワイヤーを駆使したアクションはワダエミさんの衣装デザインもあってか『HERO』にしか見えず、しかも『HERO』の方が、超絶VFXや役者(ジェット・リーとかだしね)、色合いが徹底していたので、較べちゃうと今ひとつ迫力に欠ける。『MUSA』のときのウソンの槍さばきは重量感があって、かっこよかったのに。

なによりもカットのつなぎが悪くて、話がちっとも分からない。おれだったら、ここのエピソードはここにつなげて、ここはもうちょっと膨らませて、ここは入らないからカットなんて、監督気分になってました。翻訳もイマイチで、処容隊って言われても、何の部隊のことか分からなくないですか?ところで、イ・ヴァクは何で中天にいくことになったんだろう。久しぶりのDVDだったのになんだかフラストレーションが溜まってしまったのでした。
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by dlynch | 2008-04-08 00:30 | cinema