仕事の関係で、平成ウルトラマンと呼ばれる、ディガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス(平成ウルトラマンはガイアまでの三部作を指すことが多いですが)、そして、今放映中の
『ウルトラマンマックス』を見てたりします。仕事の度合いは1/6くらいですけど。
平成ウルトラマンは、ヒューマンドラマや科学的な設定が割としっかりしていて、VFXもテレビシリーズとしてはとんでもないレベルなので、大人が見ても大人なりの楽しみ方ができるなかなかの作品に仕上がってました。
でも、子供たちにはどうなのかなぁと思ってたんですね。怪獣を悪役と決めつけて、問答無用で倒すことに悩みを抱くウルトラマンって、子供は見ていて楽しいのかな?と。
そこに「マックス」が登場。前作の「ネクサス」からは一転して、直球勝負のウルトラマンです。
セブンやタロウを彷彿とさせるお顔でアイスラッガーのような必殺技を放つわ、ゼットンやエレキング、キングジョーまで出てくるわ、最初の『ウルトラマン』のヒーローとヒロインだった黒部進さんと桜井浩子さんがレギュラーだわで、昭和ウルトラマンを知る者にはたまらない設定になってます。
しかも、ストーリーは単純明快。これは子供も楽しいんじゃないかな。第15話の「第三番惑星の奇跡」は、ホントいい話でした。
映画好きとして見逃せないのは、2作品ごとに入れ替わる演出陣。最初が金子修介で、この前は三池崇史。 脚本に上原正三さんのクレジットを見つけたときは、涙ぐんでしまいました。この先の監督には、実相寺昭雄が登場するそうで、ますます楽しみ。