鬱蒼としたマングローブの森の中をボートで抜けていく。見たこともない原色の鳥が囀り、テングザルが顔を出し、ヘラクレスオオクワガタが樹にびっしり、なんてツアーを想像してたんですが、浅瀬からにょきにょきと、かつびっりしと生えているマングローブの森林の脇をクルージングしただけでした。ちょっと期待はずれ。
でもまあ海原に広がるマングローブの森は日本では見られない(沖縄あたりに行けばあるのかな?)なかなかに美しい景観です。マングローブの向こうに見えるはずのキナバル山が雲で隠れて全景を見られなかったのはちょっと残念だったけど。ガイドについてくれた中性的な感じがするお兄ちゃんがなかなか優秀で、あれやこれやと的確な説明をしてくれる。途中で立ち寄った水上集落に関してもいろいろと教えてくれました。
出がけに魚の切り身を入れた仕掛けを海へ落として、帰りがけに引き上げてみるとカニがちゃんと入ってました。この脚が青いカニは高く売れるそうなんだけど、美味そうには見えないなぁ。