これぞデートムービーの大傑作。この夏、気になるあの子を誘おうと思ったら
『Mi3』で決定!って、なんだか今は亡きホットドックプレスのコピーみたいな出だしになっちゃいましたが、まじめな話、コーラ片手にポップコーンを頬張りながら観るにはサイコーの映画。
手に汗握るどきどきわくわくのストーリー、ほどほどのラブロマンス、小気味よい展開、ベルリン>バチカン>上海と舞台を移すスケール感、大迫力で豪華なアクションシーン、スパイ的な小道具と友情が場を盛り上げて、そしてあの音楽と、エンターテイメント作品として120点あげたい。
スパイがスパイを助けるミッションってあるのかなぁ?とか、きわめて個人的な目的にチームを巻き込んでるなぁとか、スパイなのに派手なドンパチやってるなぁ、という疑問が頭を過ぎっても忘れないとね。スパイ映画じゃなくて、アクション映画なんだから。
トム・クルーズ以外の出演者はほとんど知らなかったけど、配役もよかった。ローレンス・フィッシュバーン、怪しさ満点なのに、アップで寄ると前歯の隙間が見えちゃってお間抜けな感じ。ぱっとみは冴えないのに貫禄のある悪役を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンもいいね。でも彼ってまだ30代なんだ。おいらと1コしか違わないじゃん。