ほかの人は
『オーシャンズ12』をどう思ったのか、ちょっと調べてみたんですが、賛否がはっきりしてるんですね。ワタシは残念ながら否に一票です。
だって、なんだかつまんないんですよね、お話が。そもそもベネティクトが、いちいちメンバーを訪問して脅しをかけるって、カジノのオーナーってそんなにヒマなのかしらん?話のつながりに不自然なところが多いし。意表をつく展開が後半に待ってたんですが、それすらもふーんって感じで。そもそも、オーシャンと11人の仲間はちっとも活躍しない。それに、テス・オーシャンの「あの」扮装は反則。
そんな中でも楽しめたのは、スティーブン・ソダーバーグのスタイリッシュな編集と音楽、なんだか知らないけどイカしているブラピ、かわいらしいマット・デイモン、セクシーなキャサリン・ゼタ=ジョーンズかな。マットのはにかみ笑顔がいいですね。孤独な天才か不気味な青年のマットしか知らないので、わけのわからない隠語に愛想笑いをしながら親指を立てるシーンは、かわいらしくて魅力的でした。
ネイティブ並みの英語力があったら、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの軽妙な掛け合いを楽しめたかもね。