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ボーン・アイデンティティ

ボーン・アイデンティティ_e0012194_0174014.jpgマット・デイモンっていい役者ですよね。
さほどかっこいいわけでもないし、むしろ、容姿はそこら辺にいるあんちゃんなんだけど、スクリーンにいると妙に映える。名前を覚えたのは『レインメーカー』(これはクレア・ディーンズがやけにかわいかった)で、記憶に残ったのが、出世作の『グッド・ウィル・ハンティング』の孤高な天才児と、続く『リプリー』の不気味な青年。『オーシャンズ12』のおちゃめな犯罪者見習いも記憶に新しい。

『ボーン・スプレマシー』の予習で観た『ボーン・アイデンティティ』では、記憶をなくしたCIAの工作員を演じてましたが、これがなかなかにかっこいい。キレのあるアクションが決まってるし、注意深くて慎重なところも単に強いだけじゃない特殊工作員であることを裏付けてくれます。舞台がヨーロッパなので、異国情緒?があって、街並みがきれいだったのが印象的。逃走に使う、くたびれたミニがヨーロッパの街並みに馴染んでます。

お話自体は取り立てて目新しくないというか、記憶をなくした工作員というところで、『ロング・キス・グッドナイト』を思い出してたんですが、正直、あっちの方が面白かったかな。
次の『ボーン・スプレマシー』に期待ということで。
by dlynch | 2005-09-14 00:18 | cinema
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